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キムチの種類

キムチの歴史

韓国において、キムチは、国民的な食材として各家庭で漬けられています。日本に多くの種類の漬物があるように、キムチにも日本の漬物に負けないほどの豊富な種類があります。中には、日本ではあまり馴染みのないキムチも。こちらでは、本場韓国でも高い人気を誇る代表的なキムチをご紹介します。


ぺチュキムチ(白菜キムチ)

日本で、もっともポピュラーなキムチといえば、「ぺチュキムチ(白菜キムチ)」でしょう。塩漬けにした白菜の間に、唐辛子をベースにニンニク・生姜などで作った薬味を詰め込み、じっくり熟成させたキムチ。発酵が進めば進むほど酸味が生まれ、辛みと酸味の絶妙な美味しさを醸し出します。

チョンガキムチ (大根のキムチ)

「チョンガキムチ」は、韓国固有の小ぶりな大根で作られたキムチです。この大根は、10センチから15センチくらいのサイズで、硬い歯ごたえと辛口の味覚が特徴。これを冬が来る前に、少量の唐辛子とネギ・生姜・ニンニクとともに、じっくり漬け込めば、春が来る頃には最上のキムチに仕上がっています。海老の塩辛や石持ちの塩辛などを入れると、さらに味に深みのあるキムチになります。

カクテキ (大根の角切り漬け)

大根を角切りにしたキムチ「カクテキ」も大変人気のあるキムチです。日本でも白菜キムチについで知られているキムチで、大根のコリコリした食感と、みずみずしさのある爽やかな辛さがたまりません。唐辛子や香辛料の旨みに加え、野菜の新鮮さを存分にお楽しみいただけるキムチです。

ぺキムチ (白キムチ)

「ペキムチ(白キムチ)」は、唐辛子を全く使わずに漬けた白いキムチで、「水キムチ(ムルキムチ)」とも呼ばれます。 新鮮な白菜に、ニンニク・生姜・ナツメなどの薬味を加え、サッパリした味に漬け込みます。日本で知られている辛いキムチとは一味違うので、あまり馴染みのない方も多いかもしれませんが、韓国の中でも、気候の厳しい北方から由来したといわれる伝統的なキムチです。

その他のキムチ

このほかにもキムチには、たくさんの種類と奥深い味覚があります。鱈の内臓(胃)を漬けた塩辛キムチ「チャンジャ」は、今や日本でも、定番のおつまみになりました。野菜のキムチでは、胡瓜やわけぎ、韮などを唐辛子などの薬味で漬け込んだ珍しいキムチもあります。他にも、イカ・タコ・ジャコなどの魚介類を使ったキムチなど、その正確な数は分かりませんが、全てのキムチを合わせると、数十から百を超えるともいわれています。