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キムチの特徴

キムチの特徴

キムチとは、「野菜を漬けた物」の意味である「沈菜」(チムチェ)が語源とされ、お隣の国、韓国では、食卓に無くては成らない食品です。

各種の野菜を、唐辛子・ニンニク・生姜・魚醤・果物などで作られた薬念(ヤンニョン)で、漬け込むことで、独特の辛さと味わいを生み出しています。

キムチといえば、その「赤々とした色」「辛さ」を連想します。
その素となる唐辛子は、キムチを語る上で、はずす事のできない存在です。

キムチと唐辛子

本来、唐辛子は南米を原産とする香辛料でした。その唐辛子が欧州に渡り、1600年前後に、南蛮貿易でアジアに渡ってきました。当初は、日本に入ってきましたが、当時の食習慣に馴染まず、広まる事はありませんでした。ところが、隣国、朝鮮半島の気候・風土・食習慣と合致し、広がったとされています。

それまでのキムチは、塩漬けの野菜に、ニンニク・生姜などで、風味を加えていましたが、この唐辛子と出会う事で、劇的な変化がありました。それは、魚介類などの動物性の素材を材料に加える事が可能となった事です。従来のままならば、動物性タンパクは腐敗が早いので、漬物に加えて、長期保存する事ができませんでした。しかし、唐辛子の持つ強い殺菌力が、それを可能にしました。

キムチは、唐辛子と出会う事により、多種多彩な素材を使う現在の姿となりました。

そして、この多種多彩な素材が合わさり、「発酵」という過程を経る事により、奥深い多層な味わいを生み出し、人々の食卓を彩ると同時に、その優れた栄養バランスが、人々の健康増進に役立っています。

キムチの辛さ

キムチの特徴とされる、その「辛さ」には、殺菌力だけではなく、身体に作用する効能も有ります。

キムチの「辛さの素」は、唐辛子が持つ、「カプサイシン」と呼ばれる成分に起因します。
この「カプサイシン」には、血行を促進する作用があるので、キムチを食べると体がポカポカと暖かくなり、発汗作用があり、新陳代謝を活発にします。この事から、ダイエット効果があると言われています。

事実、キムチを毎日の食卓で欠かさずに摂る、お隣の韓国では、肥満による成人病の確率が、日本よりも低いとの統計があります。

この唐辛子も、産地により味に違いが有ります。
一般的に、韓国産の唐辛子には、辛さの中にも甘味があるので、キムチを漬けるには最適とされています「美味しいキムチを、もっと手軽に食卓にお届けする」をモットーとする高麗食品のキムチも、当然の事ですが、韓国産の唐辛子で漬けています。